国際情勢について

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Brexit、フィリピン大統領選、アメリカ大統領選など世間一般の「常識的」と言われる人々に取り想定外の結果が続いて起きています。対外的に意志を表明しない「サイレントマジョリティ」がこれらの結果を導いていると言われます。実際世間のマジョリティ(大多数)はいわゆる一般大衆です。一般大衆が現状に満足せず変化を求めれば既定路線ではない意見を持つ人物に期待をすることも理解出来ます。かつての日本での民主党政権時代のように。

今回海外の友人にそれぞれの選挙について意見を聞いてみましたところ決まって「急に何かが変わったりはしない。各国には議会があるのだからリーダー一人が強権を行うようなことは無いだろう」との答えを得ました。ただ「変化を起こすという公約で選ばれているので変化を起こせない場合は支持率が激減するだろう。そのさじ加減がその人物の能力の指標となるだろう」とも言われました。また「国内の政治には急激な変化を起こし、国際政治には緩やかな変化をもたらすのではないか」という意見もありました。

印象的だったことは意見を聞いたアジアの友人たちは皆「対岸の火事」としてではなく意外と「自分事」としてこれらの変化を捉えていたことです。親戚がそれぞれの国に住んでいたりして身近な話題であるという事もありますが、何か世界情勢に変化が起こるとその影響が自分たちの生活にどう出てくるのかを冷静に考えているという印象があります。アメリカ在住の多くの人々が選挙戦の最中に形勢を見ながらカナダに移住をしようとし始めたというニュースがありました。たとえ自国であっても自分たちの自由が奪われたり生活環境が望ましくない方向に進んだ場合はその国に留まらずにより良い場所を求めるという感覚。

さて日本ではどうでしょうか?周囲で耳にするのはこの世界情勢に影響された為替や株価の動きでの損得の話です。目先の利益に気を囚われている人が多いような気がします。

現状はすぐには影響は多くないかもしれません。けれども想定外の人々が多く各国の代表者として選出されていくと1人の影響は大きくなくてもそれらの人々の力が相乗効果を出す事も考えられます。これからの世界は激変していくと私は予想します。そのため、もし何か大きな生活の変化が起きた場合はどうするかというような想定をして備えることが今後必要になってくるのではないかと私は感じています。世界の若者が英語を使い世界情勢を冷静に観察しているように日本人の若者も世界情勢に自分事として敏感になっていかなくてはならないのではないかと思います。そのようなアラート(警告)も学生の皆さんにお伝えしていかなくてはならないと考えております。

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