女性のエンパワーメント

eu

駐日欧州連合代表部主催で「女性の経済的エンパワーメント」というテーマの会議に参加をする機会を頂きました。日本からは現職の大臣、衆参議員、企業の経営者、欧州からはフィンランド男女平等会議議長、元デンマーク政府厚生大臣など多彩なスピーカーが参加されスピーチやパネルディスカッションの内容は多岐に及びました。各国の女性地位向上、経済的自立のための施策やその効果などは現在日本で積極的に問われている女性の地位向上へ示唆に富んだ内容だったのではないかと思いますし、そのような内容の会議をEUが日本で開催するという事はとても意味深くある意味「もう変わらないと」と背中を押されているような印象を持ちました。

特に興味深くお聞きしたのが、女性の地位向上や男女平等は女性の環境を良くすることだけでは実現しないというご意見でした。男性と女性が同じ視点で環境を変えて行かなくてはいけないと切実に思わなくては結局男性社会は変わらないという意見は共感しました。女性のエンパワーメントとは日本においてはある意味減少している労働力の補完を意味しているのかもしれませんが、人生を生きていく上で働くという要素だけでなく生活や家族との過ごし方を含めて男女共に心豊かに暮らせるようにはどうしたら良いかという発想が必要なのではないかと思いました。

スピーカーの佐々木かをりさんが「男性に家族の価値を教育し、育児は多様性を学ぶ機会と捉えていってほしい」(Educate men “the family value” and make them understand that raising children is a way of diversity training.)と仰ったことが大変印象的でした。子育てを人生の重要なフェーズとして捉え、企業経営者は積極的に男性社員にも育児休業の取得を促すようにしてはどうかという問いかけは、女性の負担を減らすという効果だけではなく男性に人生の喜びを与える事にもなるのではないかと思いました。

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