富山ベトナムビジネスセミナー

2017年2月10 日(金)富山第一ホテルにてベトナムビジネスセミナーが開催されました。今回はスピーカーとして「海外ビジネスの心得」というテーマにてお話をさせて頂きました。ご一緒させて頂いたスピーカーは元JETROホーチミン代表、富山県内の日本企業で既にベトナム展開をされている3社の方々でした。経験に裏打ちされたベトナム展開にまつわるご苦労や成功事例、ベトナム人の方々との付き合い方など大変示唆に富んだ内容のお話でした。弊社はベトナムだけではなく広く海外でビジネスを行う際に心がけておくべきことをご説明させて頂いたのですが、その際に弊社の制作しております「世界ビト図鑑」の出演者のコメントをキーワードに展開させて頂きました。

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20分と限られた時間ではありましたが、皆様熱心に耳を傾けて下さり大変ありがたい限りでした。富山県の企業の皆様が海外展開される事を少しでも後押し出来れば幸いです。

今回お声を掛けて頂きました株式会社フジタ、在ベトナム富山県人会の皆様に心より御礼申し上げます。

 

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北海道宗谷観光連盟様のおもてなし(その4)

2017年2月2日の14時30分より宗谷総合振興局の会議室でホスピタリティセミナーが始まりました。参加者は地元の自治体の方々、観光協会、観光関係者と一般の方々でした。50名の定員を超えて会議室は超満員でした。

今回パートナーを組ませて頂いた馬上先生のレッスンと2部構成でのセミナー。まずは私から『世界に通じる「おもてなしの達人」になるためには』というテーマでお話をさせて頂きました。弊社は観光に特化したセミナーを行っている訳ではありませんのでそもそもこのお話を頂いた時には「弊社で良いのか?」と少し悩みました。けれども仕事柄世界各地を訪問している事、訪問した形態や目的も多種多様である事、世界各地に友人知人がおり海外の人々の日本の観光に対する情報を仕入れられる立場である事、日本で観光に従事されている企業とのネットワークがある事などから弊社だからこそお伝えできることがあるのではないかと思い直しました。

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参加者の皆様の関心の高さをヒシヒシと感じ話につい熱がこもり70分というお時間を頂きながら20分も超過してしまうという失態をしてしまいましたが私の考える観光に関する情報は可能な限り共有させて頂きました。参加者の方々にとり少しでも有益な内容をお伝えできていればと願います。

後半は馬上千恵先生の「語学が苦手でもすぐできる。外国人観光客へのおもてなし術」セミナーでした。馬上先生は外国人に英語を教える資格のTESOLをお持ちなのですが、素晴らしいリードで参加者の方々の緊張を解き、大きな声と笑顔でおもてなしに必要な英語の表現やして良い事、いけない事などを大変分かりやすくご説明になり教室の雰囲気は和気藹々でした。

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セミナーの直前は猛吹雪という悪天候でありながら大変多くの方に参加を頂き宗谷総合振興局、宗谷観光連盟主催のホスピタリティセミナーは無事終了致しました。

セミナー後に昨年稚内でご提供しました教育セミナーに参加してくださった高校生とお母様が今回も参加下さりお声を掛けてくださいました。暖かなご縁を感じる素敵な機会でした。

宗谷地区の皆様、今回は本当にお世話になりましてありがとうございました。一生の思い出になる訪問となりました。心より御礼申し上げます。

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何から何まですっかりお世話になりました宗谷総合振興局の中村係長様、馬上千恵先生とセミナー後に記念写真。本当に大切な大切な記念です。

北海道宗谷観光連盟様のおもてなし(その3)

豊富町から稚内へは前日に引き続き宗谷総合振興局の中村係長様に車を運転して頂き向かいました。約40キロという距離でしたが完全な雪道です。凍っている道で先方を走る車の車体が横滑りされている光景も時々見かけました。辺りは一面深い雪景色。時折、対向車線にバスやトラックが来ると道の粉雪を巻き上げ前方が全く見えなくなったりしながら進みます。「夜1人で吹雪の中走ったりすると心が折れそうになることがあります」と地元の方も仰っていました。

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午前中に稚内へ到着し、セミナー前に宗谷総合振興局の計らいで「和服」を着させて頂きました。稚内では「きものでおもてなし実行委員会」という国内外からの観光客の皆様に着物を着て稚内市の観光を楽しんで頂くという活動をされている方々がいらっしゃいます。主催者の竹内ひとみ先生に着物や草履など一式をご用意頂き着付けをして頂きました。氷点下の市内を着物で歩く事に若干の不安がありましたが着物は思いのほか暖かで足元も特別なアザラシの毛皮で出来た草履で濡れる事もなく快適でした。着物は好きでも普段なかなか身に着ける機会が無かったのでこの「おもてなし」は本当に嬉しかったです。馬子にも衣裳でした。

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着物を着て稚内市を少しだけ散歩してから地元の名士のご自宅が博物館になっている「瀬戸邸」をご訪問しました。底引き網漁業で隆盛を誇っていらした瀬戸様のお屋敷は贅を尽くした木材やあしらいと昭和の日本を思い出させる雰囲気を楽しませて頂きました。瀬戸邸にて竹内先生のご準備による節分のお茶を楽しませて頂きました。訪問先で季節を味わうというありがたいひと時でした。

その後昼食を頂きセミナー会場へ移動しました。今回はセミナーも着物を着たまま勤めさせていただけるという事になり初めての和装でのセミナーです。

北海道宗谷観光連盟様のおもてなし(その2)

サロベツ湿原が所在する北海道豊富町へ次に向かいました。初日の宿泊地です。豊富町観光協会をご訪問し豊富町の魅力をお聞きしました。豊富町には大規模草地牧場(「おおきぼくさちぼくじょう」と読みます)と言う東京ドーム320個分の広さの牧草地があります。その雄大な景色は「北海道」ならでは。あまりに広いので星空を360度地平線から見上げることが出来るそうです。勿論辺りには住居の灯が無いので降ってくるような無数の星を楽しめる事が出来るとか。当日は雪空でしたので私は星を見る事が出来ませんでしたが、いつか寝ころんで楽しんでみたいなと思いました。また取れたての牛乳はとても新鮮で味は濃厚でありながら風味はさらっとしていて美味でした。保存した混合飼料ではなく様々な地面に生えた草を食べて育った乳牛から頂いているからというご説明に納得です。

また豊富は温泉が有名で「油温泉」と言われるトロッとした泉質は美肌効果や保湿効果が大変高いとの事で最近ではアトピーの方の湯治場として知られているそうです。

そんな豊富町では川島旅館という老舗の旅館に泊まらせて頂きました。リニューアルされたばかりの建物は木の風合いが生かされ、要所、要所に旧館で使っていた家具や木材、看板などが使われて新旧のお客様に向けてのサービスを展開されている気遣いを感じました。

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到着後温泉に浸からせて頂きましたが、肌がしっとりと落ち着きスノーシューウォークで冷えた体が芯から暖まりました。北海道は外が氷点下でも建物の中はしっかりと暖かく快適です。温泉で暖まった体で宿のご主人が丹精込めて作られたお料理の数々を堪能させて頂きました。なるべく地産地消を心掛けていらっしゃるというお料理は素材のお味はもとよりソースや料理の方法にも工夫があって素晴らしく、窓の外の吹雪を見ながら関係者の方々と宗谷の観光について熱く語る夜となりました。最後に頂いたソフトクリームの美味しさには目を見張ってしまいました。

翌朝2月2日、すっかり雪に埋もれた豊富町です。外から来た者にとっては「美しい」景色も住民の方々にとっては厳しい生活環境なのだと思いました。

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ここから約40キロ移動してセミナー会場のある稚内へ向かいました。

北海道宗谷観光連盟様のおもてなし(その1)

北海道宗谷総合振興局にお招きを頂き2017年2月1日~3日まで宗谷地区を訪問させて頂きました。訪問の目的は観光関係者、一般の方々向けにインバウンド観光客招致に向けたホスピタリティ向上セミナーのご提供をするという事で「世界に通じる「おもてなしの達人」になるために必要なこと」をテーマにお話をする機会を頂きました。北海道にておもてなし英会話など幅広くご提供されている英語接客コンサルタント、英語講師、通訳案内士の馬上千恵先生の「語学が苦手でもすぐできる!外国人観光客へのおもてなし術」セミナーとの二部構成でした。

冬の宗谷は天候の変化も激しいとのことで移動に余裕を持って前日入りをさせて頂きました。飛行機は「条件付き運行」との事で悪天候の場合は札幌に到着するかもとのアナウンスがあり少々ドキドキ、でもそうなったら電車の移動も楽しそうなどと考えていましたら雪雲の合間を縫って無事稚内空港に到着しました。セミナー前に色々と宗谷の観光地を視察する機会を頂き到着後はまずサロベツ湿原にてスノーシューウォーキングを体験。山手線の内側よりも大きな面積のサロベツ湿原は晴れていれば一面の雪景色に利尻富士も見える絶景の場所です。

サロベツ湿原センターにてウェアと長靴をお借りして、宗谷総合振興局の方にはホカロン入りの手袋をお借りして準備万端。準備体操をして股関節を緩めてスノーシューを履かせて頂きました。体力には自信がありますが運動神経があまり発達していない私ですので怖々歩き始めましたが、零下の気温に積もったサラサラの新雪の上を歩くのは面白く、一歩ごとに10センチくらいずつ沈みながら進みました。

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まずは森の中をジグザグに歩きながら入って行きました。そこここに動物の足跡があります。まっすぐ走り抜けたような跡。三点に足跡を付けて走った跡はウサギ、一直線に二点ずつ或るのはキツネ。時々走った後が交差したりして忙しそうです。

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湿原の森の木々は冬で葉が落ち、しんとした静かな雰囲気でしたが時にドライフラワーになった花の名残が見られたり、朽ちた木にキノコが生えて森の再生の様子を感じたり冬だからこそ感じられる生命の営みを感じました。

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誰も歩いていない場所をガイドの方に説明をして頂きながら歩みを進める時間はとても贅沢でした。森を抜けると広大な湿原です。今年は積雪が少ないために辺りは背の高い草や木が少し頭を出していましたがその様子もまた趣きがありました。展望台まで片道約30分のウォーキング。スノーシューは扱いやすくて少し汗ばむくらいの運動量でした。

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6000年かけて堆積した植物により作られた湿原地帯。冷帯なため腐らずに植物が折り重なって1年に1ミリずつ蓄積していくという地に立っているという感覚は自然の一部になったような不思議な気分でした。

最後に雪の中に寝ころび空を見上げ葉の落ちた木々の枝の美しさに見惚れ、ガイドの方に入れて頂いた暖かなココアを頂きながら静かな森に耳を傾けました。

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私がよく訪れるアジアの国々の人々は雪への強い憧れがあります。このような体験が出来たら一生の思い出になるのではと思いました。