自分を語ること

リピートで授業のご依頼を頂いた学校へ出前授業をご提供する際には内容を前年度とは変えるように心がけています。今年その修正作業をしている時に感じたことは、情報としてインターネットや本で読んだ内容を引用している箇所への疑問でした。授業を始めた当初「学校」という教育機関でお話するので「為になる。役に立つ」内容でなくてはいけないと思いそのような引用情報をなるべく入れるようにしていました。ところが段々と「人の言っている事」ではなく「自分しか語れないことを語る」事の大切さを感じ始めました。元々私は人前で話をすることは得意ではなく、自分は特別な人間ではないから自分の話は面白くないはずと思っておりました。けれどもそんな「普通の人生だけれどあちこちにぶつかりながら一生懸命生きていた自分」の話がもしかしたら学生の皆さんにとり身近な理解をしやすい話として受け取って頂けるのかもしれないと思う事がありました。それは失敗談への感想文へのリアクションの多さからでした。「先生でも失敗して辛いことがあっても克服したと思ったら何だか勇気が出た」「何でも出来る人かと思ったけれど意外と失敗が多くて近い存在に感じられた」など。

その感想を拝読して「あぁ等身大の自分の話を引用してお話をした方が分かりやすいのだ」と思いそれからは自分が学生時代にどんな事を感じていたり、どんな事を経験したりしていたのかなど出来るだけ具体的にお話するように内容を変えました。すると生徒の皆さんの授業への集中度が大きく変わったのです。どんな授業でも寝ているような様子の生徒の方が15パーセントぐらいは常にいらしたのが今では殆ど皆さん顔をあげて耳を傾けてくださいます。そして授業後にも質問や自分の考えを話に来て下さる方も増えました。

等身大の自分を表現する事の大切さを学生の皆さんの反応から学ぶことが出来ました。格好を付けずにありのままでいる事。それは自分の生き方をまっすぐ正す事にも通じます。ありがたい気づきでした。金ヶ崎高等学校

 

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