ダイアログ・イン・ザ・ダーク

先日、暗闇を視覚障害者の方に案内して頂き様々な感覚を体験するイベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に参加をしてきました。

内容のことを詳しく書いてしまうと、これから参加される方にネタバレしてしまうので控えますが、とても面白かったのは自分の感覚の変化でした。

最初は未知の世界を体験することへの恐怖で震え上がっていました。実際イベントが始まってしばらくは、自分の心の動揺がうるさいほど気になり、鎮めるのに自問自答を繰り返していました。それが、いくつかのポイントを体感した辺りから段々と落ち着き、周囲の人とコミュニケーションが取れるようになると、その後は新しい体験への好奇心がムクムクと沸き起こり「もっともっと体験したい」とさえ感じました。

この一連の感覚は何かに似ていると考えていたら、常々学校の授業で生徒の皆さんへお伝えしている「コンフォートゾーンを広げる」というプロセスと共通しているのだと気づきました。海外に初めて行くときは最初は怖かったり、不安を感じたりしがちです。新しい環境に慣れるまでは自分と向き合い自分の弱みとも向き合わなくてはなりません。そんな環境も徐々に慣れてきて、周囲とコミュニケーションが取れるようになると段々新しい環境について好奇心が出てきます。

海外など今の環境と大きく異なる場所へ行く予定のある方、ダイアログ・イン・ザ・ダークで自分の心の動きに向き合ってみてから行かれると新しい環境に順応しやすいかもしれません。

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2020年今年もよろしくお願いいたします。

皆さま、昨年は世界ビト図鑑ブログをお読みいただきありがとうございました。本年も日本と世界に関わる様々な情報を発信して参りたいと思います。少しでも皆さまのお役に立てるように、アンテナを立てて情報をお伝えしていきます。よろしくお願いいたします。

昨年は海外出張の多い一年でした。パリ・スペインを皮切りに、アメリカ、香港・マカオ、フィンランド、台湾、ミャンマーと仕事で訪問をする事が多く、日本国内においても海外からのお客様の対応など常に世界を意識した一年となりました。

出前授業も小学校から大学まで幅広くご提供をさせて頂きました。昨年は都内、近隣の県の教員の方々への講演会もお受けいたしました。

出前授業や講演会を提供する際には常に最新の情報を盛り込み、世界では何が起きているかをお話しして、その事が日本人として生きていく上でどのように関係があるのかをお伝えしていますが、昨年の授業で特に新たに取り入れて発信したことに環境問題に対する対応がありました。

きっかけは私の子どもがアメリカの高校に留学をした際に「環境科学」の授業を取り、気候変動の問題が差し迫った危機であることを知り、私にもその情報を教えてくれたことでした。日本に住んでいると気候変動の問題は対岸の火事のような感覚で、日本が世界でどのような立ち位置にいるのかも情報があまりなく無知の状態でした。その後、世界各国での山火事や猛暑、日本での度重なる台風の被害を目の当たりにして「何かが起きている。全ての天災は繋がっているのではないか」と思うようになりました。そして調べて見ると世界の科学者達は、世界で起きている天災の関連性と気候変動へのアクションについて警笛を鳴らし続けていることに気づきました。

昨年の学校での授業では環境問題について世界の若者がいかに真剣に反応して行動をしているかを伝え、日本でもまず世界の情報を仕入れて「無知」から「認知」へ意識を変えてみてはと提案をしました。そのためには日本語で入手出来る情報にのみ頼るのではなく学校で習っている英語で世界の情報を仕入れられるようになることがとても大切なのではないかということもお話しました。「英語」が使えることは単なる教養ではなく、大きな変化の中にある地球で生きていく為のサバイバルする技術なのです。

授業で出会う子ども達が、世界の社会課題を意識して様々な国の人々とコミュニケーションをとりながら助け合って解決を考える。そんな活動へと展開していくきっかけ作りをこれからも行って行ければと考えております。

昨年末からは念願の地域別講師の方による「世界ビトになろう!」出前授業も始まりました。

2020年も日本全国どちらにでもお伺いを致します。関心をお持ち頂けましたらお気軽にご連絡くださいませ。

 

ギフテッドチルドレンの親に伝えたいこと

以前ギフテッドチルドレンとはというブログを書かせていただきました。(ギフテッド・チルドレンって知っていますか? ) 生まれつきある分野に突出した能力を持つと言われていますが、時にとても繊細で傷つきやすく場合によっては発達障害的な性質も合わせて持つ事もあると言われている子供たちのことです。海外では小学校入学時などに評価を行い、ギフテッドの性質を持つ事が認められた子供たちは通常の学校と並行して特別な学校やプログラムに通い、各自の特質にあった教育を受けることが出来る国も多くあります。

私は日本では注目されていないギフテッドチルドレンの教育について関心があり情報発信をしていこうと思っています。ギフテッドの子供たちは天才児と言われるような万能な秀才だけではなく、一つのことに秀でていてもそれ以外の事には関心を持てない場合もあります。同学年の子供よりも学習進度が早いのでクラスになじめず、自分の欲求が満たされないために知らず知らずのうちに反抗的な態度を取ってしまい、教師に扱いづらい子どもと捉えられて性質を伸ばす機会に恵まれないこともあります。結果として普通学級では居心地くなり不登校になってしまったりしているケースも多いと聞きます。

日本において天才児を探すことを普及するためのギフテッド教育の情報提供ではなく、全ての子供の個性を生かす教育を実現することを目標として、まずは海外で行われている教育事情をご紹介していきたいと思うのです。