オンライン講座にチャレンジしました。

Educate-your-Kids-Onlineコロナウイルスの影響で学校が休校になっており、子ども達の学びをいかに支えるかと様々な団体がオンライン講座を提供し始めました。ありがたいことに、私にもお声を掛けて頂き、初めてのオンライン講座に挑戦をさせて頂きました。主催者は過去数年間にわたりオンラインで子どもと保護者を結ぶコミュニティを形成されている方で、今回は休み中の余暇の時間をオンラインのキャンプ形式で過ごすという新しい発想の講座「Yoka-Yoka(https://www.yoka-yokaonline.com/)をコロナウイルスで学校が一斉休校になった直後に立ち上げられました。「キャンプ」という名前の通り、講座の内容はお料理、昆虫の話、だじゃれ、持続可能な社会についてなど多岐にわたります。仕組みはZoomを使って子ども達が各家庭から参加をする形でした。

初めてのオンライン講座で、どのようにすれば良いのか作法が分からず、準備は試行錯誤の連続でした。まずは今まで出前授業や講演会で活用していたパワーポイントの資料を準備して主催者の方達とディスカッションをしました。すると主催者の方からは「資料はあまり必要ありません。また教えるのではなくて、テーマを提供して共に考えるという方法の方が子ども達が参加しやすいと思います」とアドバイスを頂きました。「なるほど」と思いつつ、資料を使う事で理論武装していた私にとっては、武装解除をして丸裸で対峙しなくてはいけないようなそんな気持ちになりました。とはいえ、常日頃から出前授業の内容にワークやクイズなどを入れて「共に考える」という時間を作ってはいても、どこかこちらの考えを「与える」というスタイルになりがちであったことが悩みの種でした。この機会に資料に頼らない双方向型の授業の仕方を身につけるチャンスだとも思い始めました。

主催者の方からのもう一つのアドバイスは「質問をする」ことでした。こちらから答えを出すのではなく、参加する子ども達から各自の考えを出し合ってもらいその中にひとつではない解を求めること。想定もしていなかった方向に流れていったとしても子ども達の意見に耳を傾けて委ねること。

この助言を頂いてまず始めたのは「質問」に関する本を読むことでした。「質問」をする事にあまり自信がなかったのでまずは専門家の意見を学んでみようと思ったのです。付け焼き刃ではありますが3冊ほど読みました。1冊目は美術を鑑賞する際に子ども達の思考を深める質問をする内容、2冊目は他者への問いかけと自らへの問いかけに関する内容、3冊目は生徒自身が質問を考えられるようにする方法についてでした。読めば読むほどこちらの考えを最小限にテーマのみを述べるようにして「質問」の投げかけを行い、答えに対して更に問いかけを行うことで思考を深める事の大切さが分かりました。質問は実は深い思考とともに行うと色々な意味が出てくるもので、今まで好奇心の赴くままに質問をしてきた自分の思考の浅さに気づきやや愕然となりました。

お話を頂いてから講座までの2週間位の間にした事は、資料の絞り込み(8割そぎ落としました)と質問を考える事。

今回、主催者の方にアドバイスを頂き決めたテーマは「コロナウイルスを通して世界を考える」。今一番タイムリーな話題です。とは言え、日々状況が変わっているテーマでもあるのでとても難しいテーマだとも感じました。

講座の内容は次回ご紹介したいと思います。想定外のことが沢山あり更に学びの多い時間となったことだけ先にお伝えしておきます。

今回オンライン講座にチャレンジをさせていただき、準備段階ですでに気づきの多いとても豊かな時間を過ごさせて頂きました。機会をご提供頂き心から感謝しております。

 

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